SONYのカナルイヤホン、MDR-XB20EXを購入しました。
低音を強く出すチューニングがされてるとかで、興味本位で購入。
以下は実際に使ってみての感想です。
低音:
製品のウリの通り、期待通り(以上)の低音の強さ。自分の耳ではバスドラムからベースの音の周辺を特に強く感じた。その下はどうかというと綺麗には出てないみたい。
遮音性:
ツーピースイヤーチップのおかげか、結構高い。1/3になる感じ。職場で使ってる密閉式ヘッドホンより高かった(声をかけられても気づかないくらいになるんで、職場では使用しないことにした)。
音質:
音のレンジは狭い。ただ、中高音が出てないかというと、低音に隠れているだけで、ちゃんと出ている。非常に高い音は出ていない感じで、そのあたりに臨場感の無さを感じる。
また、低音が連続するような曲だと、中高音がこもる感じがある。
なんか、低音のブーストが中高音に影響を与えるのかもしれない。
装着感:
良好。ただし、自分の耳だと引っかかるところがないようで、歩いていると緩んでくる。
今までは、walkmanに付属の、EXモニターとかいう、MDR-85相当っぽいのにオーテクのファインフィットイヤーピースを使っていたけど、これの場合は、13.5mmのドライバの張り出しが耳たぶでロックされていた。9mmのドライバだとその張り出しが小さすぎるみたい。
(きっとバーチカルデザインとやらも引っかからないんだろうな。EXモニターの形状ではどうしても音漏れしちゃうからしかたないのだろうけど....)
デザイン:
かっこいい。安っぽく感じさせないところはさすが。
普通にレビューするといいところが無い感じがするけど、低音がブーストされる
音作りが楽しい。どうなってるのか不思議。あのダクトみたいのが共振するのだろうか?
また、本製品を買った目的でもあるのだが、外や電車の中のように騒音がある環境でこのイヤホンは威力を発揮する。
普通のイヤホン(walkman付属の奴)だと、低音域が聞こえ辛い。それを聞こえるように音量を上げると、高音が強すぎるし、耳にも悪い。また、周囲の迷惑にもなる。
しかし、このイヤホンだといい感じに低音が弱まって(それでも十分強いが)バランス良く、行儀良く楽しめる。
買ってよかったと思う。
高域や音場感に欠けるけど、電車内環境じゃ前のイヤホンも同じ程度。
(耳掛けも使ってたけど、今にして思うと音漏れがひどいね)