2010年8月16日月曜日

32bit vs 64bit

サブというか、使用頻度では既にメインのPCのCPUをアップグレードした(Celeron 215からCeleron E3300へ)。
そのついでに、Xubuntuも10.04にしたのだが、64bitと32bitどちらかにしようか少し迷った。

結局、intel CPUでもあるので、32bitにしたのだが、まだ、少し迷いはあるなあ

で、現時点で調べた(感じた)、64bit ubuntuのメリットとデメリットをまとめる

メリット
・4G以上のメモリ空間が使える → 4Gも積んでないしそんなに使う場面もない
・ちょっと早くなる → AMDで10%、intelで5%ぐらい?

デメリット
・バイナリ提供のソフトは64bitがないことがある → flash、vmwareとか
・使用メモリ/ディスクが増える → 32bitのライブラリも必要とか

まあ、こんな感じ

魅力的なのはちょっと早くなる事なんだけど、バイナリ提供ソフトが動かなかったり、他のソフトでも不具合が生じるかも?とか心配してしまう。
結局、その保険代として5%犠牲にして32bitを入れた。


ちなみに64bitといっても 8bit → 16bit → 32bit の頃のような格段な速度アップはしない。
今はマーケティングな理由から64bitとか言ってるけど、普通の演算は32bitでやるので、アーキテクチャ的には依然として32bitCPUなのだ。
メモリの演算拡張として64bit命令を備え、その際に32bit x 2で計算する程度なので、64bitは半分の速度になってしまう。

それでも速度が高速になるのは汎用レジスタの数が倍になるから。
これが倍になると、10%ぐらいの効果が期待できるけど、intel系では、32bitに特化した高速化機構が無効になるので、AMDより速度向上が小さくなる。

AMDなら是非64bitなのだが、intelなんで無難に32bitに・・・・
#特にVMWAREを動かしたいので