2008年10月18日土曜日

D201GLYの使い方

うちではintel D201GLYというボードを使っている
程々のCPUと程々のグラフィックが組合わさっていて、なかなかにバランスの良い構成にまとまっていて、省電力デスクトップとして悪くない。

だが、OSにLinuxを使うとなると....、大分コツが必要になってくる

まあ、ここでは、軽くドライバのリンクなんかをメモっておく

構成
ボード:D201GLY mini-ITX S3sleepなし
CPU: Celeron215 1.3GHz yonahコア TDP 27W 32bit MMX SSE SSE2
メモリ:DDR2-553 スロット1本 シングルチャネル
グラフィック: SIS662

ドライバ類について
intelのサポートページにもいくつか置いてあるが、対応OSは、WindowsXP、Vista、それに汎用Linuxである。汎用Linuxは、ubuntu 8.04では既に動かない。ubuntu7.10の途中までは利用できた。基本的にココはあまり使えない。
 Windows系は、98、2000等古いのも含めて、SISのページから取ってくるのがいい。
http://www.sis.com/download/agreement.php?url=/download/
 ただし、Linuxについては一切なし。今後のサポートも期待できない。
#次に買うときは、VIAとSISは避けることにする

 現在、自分は、Xubuntu8.04を使っているが、ドライバについては標準で付いてきたものを使っている。
 ただし、そのままではノイズが沢山出てしまい使えない。対症療法としては、ドライバをvesaに代えるというのが一般的だが、それは遅くなるので、自分は色数を24bitから16bitに変更して使っている。
 色を落とすことでノイズがかなり目立たなくなるので、困っている人もやる価値があると思う。でも、うちは1024x768という低い解像度なので出来る技だと思っているけど...

 色を落とすことで画質が気になるかというと、やはり動画ではグラディエーション部分の段差が等高線のように表れるので、それは少し気になる。
 なので、ごまかす為に、mplayer用にスクリプトを書いて、これで対処している。

スクリプト
gmplayer -vf scale=768:-2,noise=3t:1t -framedrop "$1"

このnoiseのところがミソで、ノイズをかぶせて段差の境界線を目立たなくしている

あと、致命的というか、sisドライバでは、3回に1回ぐらいの割合で、起動後、オーバーレイ表示が破綻する。(オーバーレイ止めればいいのだが)
シャットダウン、起動を繰り返すか、一旦windowsを立ち上げて再起動すれば直る。

オーバーレイには、まだ問題がある。大きい映像を表示したり、特定のサイズの映像を表示すると汚く乱れる。その対処が上のスクリプトの、scaleの項目で横のサイズを768にしている

それにしてもmplayerはとても軽い。ソフトフィルタをかけても気にならず、すばらしいソフトウェアだと思う。

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